うつ病の種類をチェック【うつ病に打ち勝つ治療法で病を克服しよう】

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症状別の心の病

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服用する際の注意点

今から約10年前、日本のうつ病患者数は100万人を超えました。更に患者数は増加傾向にあり、今では15人に1人は生涯において1度はうつ病にかかると言われる程になってしまったのです。一言でうつ病と言えど、実は2種類あります。大うつ性障害と双極性障害です。前者は気持ちが落ち込む鬱状態のみが続くのが特徴で、後者は気持ちが高まる躁状態と、鬱状態が交互に現れる特徴があります。双極性障害はいわゆる躁鬱病で、1年間に4回以上躁状態と鬱状態を短いサイクルで繰り返してしまう人もいます。これをラピッドサイクラーと呼びます。どちらのパターンも、心の症状だけでなく頭痛や肩凝り、睡眠障害や食欲不振など一見うつとは無関係そうな身体的症状が現れる特徴もあります。身体的な症状だけで鬱を疑うのは難しいのですが、早期の治療開始が完治への近道である事は間違いありませんので、疑わしき症状がある場合は早めに受診しましょう。また、気持ちが落ち込む鬱状態の症状は大うつ性障害でも双極性障害でも全く同じであるため、医師は診断が難しいのです。しかし、その種類によって合う治療方法や薬の内容が異なります。医師のカウンセリングを受けるにあたり、自分にどのような症状があるか、自分自身の心と向き合い、見極める事が大切です。うつ病の治療には抗うつ剤という薬が使われています。ひと昔前まで抗うつ剤と言うと強い副作用が出てしまうようなイメージを持たれていましたが、罹患者の増加と比例して薬の研究は進み、安全性が増し、種類も増えて今ではジェネリックが開発される程になりました。脳内の神経伝達物質が減少すると不安な気持ちが増し、やる気や興味関心、楽しい気持ちが損なわれてしまう為、抗うつ剤を服用してこれらのバランスを整える事で症状が改善します。しかし、抗うつ剤にはいくつか特徴があるため、その内容を正しく理解して服用しないと最大限の効果が得られない可能性もあります。例えば、抗うつ剤には即効性は見られません。一般的には内服を開始してから効果が現れるまで2週間?1ヶ月とも言われています。そして、薬の効果は常に体内にある状態にしておく必要があります。飲み忘れが続いたりして効き目が体内から抜けてしまうと症状が再発する恐れがあります。そして、副作用のリスクを極力抑えるため、初めは弱めの薬を少量から開始するパターンが多くあります。抗うつ剤を内服すると、症状は改善されて治ったように感じてしまいますが、一般的には半年?1年は抗うつ剤の服用を継続するのが有効とされています。抗うつ剤を処方された場合は、自己判断で内服を中止しない事、定期的に医師の診察を受け、必要に応じて薬の量や種類の調整を受ける事に気をつけながらうつ病と向き合っていきましょう。