うつ病の種類をチェック【うつ病に打ち勝つ治療法で病を克服しよう】

男性

タイプが違います

医者

症状に応じた対策が必要

一言にうつ病と言っても、その症状の現れ方などの違いから、大うつ病と双極性障害の大きく2種類に分けることが出来ます。大うつ病というのは、気分の落ち込みややる気の低下などといったいわゆる抑うつ状態が続くもので、一般的に多くの人がイメージするうつ病はこれにあたります。仕事だけでなく自分が好きなことに対しても意欲がなくなってしまうため、放置すると普通の日常生活までまともに贈る事が難しくなってしまいます。対してもう1種類の双極性障害は、抑うつ状態の時期と、それとは全く正反対の状態になる躁状態の時期が交互に繰り返されるものです。気持ちが楽になる時期がある事から双極性障害の方が病の程度としては軽いのかと言えば決してそういう事はありません。むしろ躁状態の衝動が強いときにギャンブルや過剰な買い物など自分に不利益になる行動をとってしまったり、行動力があるがゆえに自殺してしまったりなど、もっとも避けなくてはならない選択をしてしまうという側面があります。どちらにせよ、時間が解決するようなものではないため、できるだけ早く精神科を受診して適切な治療を開始する事が大切になります。治療の開始が遅れることでどんどん悪化してしまって回復までに時間がかかってしまう場合もあります。うつ病の治療としては、カウンセリングなども併用しながら抗うつ剤を主とした薬物療法を中心として行っていくのが一般的です。抗うつ剤にもその作用機序などの違いによって様々な種類のものがあり、患者の症状や効き目などをみながら主治医が決定していくことになります。うつ病の原因の一つとして、ノルアドレナリンやセロトニン、ドーパミンといった効神経伝達物質が関係していることが分かっているため、これらの分泌を促進したり、再吸収されるのを防いだりする機序を持つ薬物が使われます。薬物療法をすることによって症状を改善していく事ができますが、薬によって強さが異なりますし、人によって副作用の出方も異なるため、薬の種類の選択や用量などはとても重要になります。また、抗うつ剤の効き目は即効性があるものではないため、効果を実感できるようになるまでには時間が必要な場合がほとんどです。早くても1週間以上はかかるのが普通であるため、通常の思考が難しい状態にある患者さんが「効果がない」と勝手に判断して服用を勝手に中止してしまうケースもあります。そうなると症状を悪化させてしまう事になるため、服用に関しては家族がしっかりとサポートして確実に決められたスケジュールで飲むようにし、それでも効果がなかったり副作用が出たりしてしまった場合にはそのつど医師に相談することが大切です。